みなさんこんにちは!ぞんぞんです!
今回は初心者の方に向けた基本的技術解説第3弾「サーブ」についてです!
サーブの種類やルール、初心者の方が抑えるべきポイントを紹介していきます!
サーブとは
サーブのルール
サーブの種類
初心者向け🔰サーブのコツ
サーブとは
サーブとはラリーの最初に、サーブ権(サーブを打つ権利)があるチームがボールを相手コートに打つことです。詳しい歴史とかは一旦置いといて(笑)
自分のコートのエンドラインより後ろから、ボールを打って相手コートに入れるってだけです!もちろんネットの上を越して。サーブ権は試合の開始はコイントスやジャンケンで、ラリーが始まってからは点を取ったらサーブ権を得られて、点を取られたらサーブ権が相手に移るシンプルなものです。連続で得点している場合は同じチームの同じ選手が打ち続けます。ローテーションも関わってくるのでこちらの記事も読んでみてください。
サーブのルール
打ち方などは後から説明するとして、サーブのルールについて説明します。
サーブのルールは大きく分けて4つあります。
1.エンドラインを踏んだり超えたりしてはいけない
サーブは自分のコートのエンドラインより後ろから打ちます。バックアタックと同様に、エンドラインを踏んだり、踏み越えたりすると反則となり相手の得点になります。逆にエンドラインよりどれだけ後ろでも基本的にはOKです(大会の大きさや、体育館の大きさにもよります。)
2.サイドラインの間からボールを打たなければならない
エンドラインより後ろから打てばなんでも良いというわけではありません。左右のサイドラインの間の範囲からサーブを打たなければなりません。つまりエンドラインより後ろで、両サイドラインの延長でできる長方形の範囲から打たなければなりません。ですがサーブのための助走はサイドラインよりも横に行ってもOKです。最終的にサーブを打つポイントがその範囲内なら究極どこ行っても大丈夫です(笑)
3.サーブは8秒以内に打たなければならない
サーブには制限時間があります。審判がサーブを打っていいよ〜というホイッスルを鳴らしてから8秒以内にボールをヒットしなければなりません。8秒を過ぎると反則となり相手の得点となります。戦略として、ホイッスルからすぐサーブを打ったり、逆に8秒ギリギリまで時間を使ったりできます。時間を測っているのは審判なので、ギリギリを攻めすぎないようにしましょう!
4.一度トスを上げたらサーブを打たなければならない
サーブを打つためにボールを手から離すことをトスと呼びますが、一度トスしたボールは必ずサーブとして打たなければなりません。野球で言うとボークみたいなものですね!例えトスをミスしても必死で相手コートにサーブを入れなければなりません(笑)
サーブの種類
サーブはいくつかの種類がありますが、メジャーなものを詳しく説明します!マイナーなものも一応説明しますが、ほとんどの方がその方法で打つことはないでしょう(笑)
1.アンダーハンドサーブ
ボールを下からすくい上げるように打つサーブです。利き手の肘を伸ばし、逆の手でボールを落とすようにトスし、利き手を下から振り上げるようにサーブを打ちます。力がない方や、小学生、女性の方が打つサーブです。したから打つため攻める力は低いですが、より確実に相手コートに入れることができます。
2.サイドハンドサーブ
サイドハンドサーブはアンダーハンドサーブの横版です。上半身を捻り、横から腕を振り、回転の力を使ってサーブを打ちます。このサーブも力がない方でも届くようなサーブです。アンダーよりは力が必要なので、アンダーサーブが安定してきた方におすすめです。
3.フローターサーブ
ここから中級編です。フローターサーブはスパイクと同じように、打つ手を頭の上から高い位置でサーブを打ちます。トスは頭の位置よりボール2個分程度上げて、上半身の回転及び、腕、手の力を使って主に無回転で打ちます。力が必要になる分、無回転による変化のあるサーブとなり効果的になります!
中学3年の私のサーブです笑
4.ジャンプフローターサーブ
名前の通り、フローターサーブをジャンプして行うものです。片足でも両足でも踏切の仕方は自由です。ジャンプをする分、力の加え方が難しくフローターサーブが安定していなければまずできません。その代わり高い位置で無回転サーブを打つので変化が激しく強力なサーブとなります。実力が上がるにつれて、メジャーなサーブになります。
下手ですが高校1年の私です。片足踏切、片手トスでジャンプフローターですね。(ジャンフロのメリットなさそう笑)
5.ジャンプサーブ
別名スパイクサーブとも呼びます。順回転(ドライブがかかる方)でトスを高く上げ、エンドラインから踏切りスパイクを打つようにサーブを打ちます。チームでエース級の選手や、力がとてもある選手がこのサーブを打ちます。このサーブはメリットとデメリットがあります。ドライブ回転は一般的にはレシーブしやすいものです。各年代の選手の相応以上の力や高さがある選手が打たなければ効果的なサーブにはなりません。またスパイクとは違い、ネットとの距離、打つボールの軌道、力加減とコントロール、すべて考えて効果的なサーブにしなければならないため、難易度がとても高いサーブとなっています。
6.ハイブリットサーブ
最近流行りのこのサーブは最高難易度となっています。ジャンプフローターサーブのモーションから、ヒットの瞬間にドライブをかけジャンプサーブで打つか、無回転でフローターサーブで打つかを使い分けるサーブです。ヒットの瞬間まで相手はどっちのサーブが来るかわからず、反応が遅れるため超効果的なサーブになります。その代わり、同じモーションであること、無回転のトスに強力なドライブをかけれること、無回転でも効果的なサーブを打てることなど、ハイブリットサーブを打つ権利みたいなものが多く難しいです。初心者の方もいつか打てるように、練習に励みましょう!
その他、
体の上の方で打つサーブ全般をオーバーハンドサーブ、ジャンプしないでドライブをかけて打つドライブサーブ、天井めがけて高く打つ天井サーブ(種類なのか?笑)、ボールに横回転をかけるUFOサーブなどがあります。これらはめったに見ないし使わないので、豆知識程度で(笑)
初心者向け🔰サーブのコツ
初心者がサーブで困る順番はこの通りです。
- サーブが届かない
- 届いたけどコートに入らない、左右と後ろのアウトになってしまう
- コートには入るけど狙った位置に上手く打てない
- コントロールできるけどどこを狙えばよいかわからない
まず、サーブが届かない方。サーブは力だけではないです。遠くに飛ばすにはコツがいります!
アンダーハンドサーブや、サイドハンドサーブで届かない方。
ポイントは、「体重移動」と「ボールを捉えるポイント」です。後ろにかけた体重を、体の捻りやステップでボールに伝えます!意識するだけでもだいぶ変わります。どちらのサーブも基本的には下からネットを超えるように打つサーブです。捉えるポイントは、ボールの少し下部分を斜め上に打つようにしましょう。地球で見た時、日本を正面にしたオーストリアあたりです(笑)
フローターサーブが届かない方。これが1番多い悩みだと思います!
は共通の体重移動で力を乗せます。打つ時の高さは肘を伸ばして、スパイクと同じような高さで打ちます。たまに、手のどこに当てるのかわからないという方もいるのですが、手のひらの各指のすぐ下、図の部分に当てることを意識すると良いでしょう。結果としては手のひら全体なのですが、その部分は力が加わりやすいです。腕の力がなくてもサーブは簡単に届くようになります。意識して実践してみましょう!
ジャンプフローターサーブが届かない方。
ジャンプフローターは無理してやるものではなく、フローターよりも効果的で、安定したフローターが打てる方の選択肢の一つです。カッコつけて適当にやっても緩いサーブになったりミスの可能性が増えるので、やるならちゃんと身につけましょう。と言う前提があるため、届かない方ってあんまりいないと思うのですが、空中での体の使い方が上手くできていないことが予想されます。スパイクも同じですが、ジャンプしている時にフォームを意識するのはただ綺麗だからと言うわけではなく、強いヒットができるようになっているからです。空中で体を開き、腕を引いて、力を抜いてから一気に力を入れる、これが出来ていれば届きます。実際に自分のフォームを動画に残して確認し、綺麗なフォームの選手の真似をするのが1番近道です!
・ジャンプサーブやハイブリッドサーブが届かない方はまずは基礎を固めて、体の使い方が上手くなってから挑戦しましょう。今回は初心者向けなので、今度詳しく解説していこうと思います。
まとめ
正直、コートにさえ入れば初心者ではなくなります(笑) 打ったサーブの質や、相手の実力によって効果度は変わります。ひとつづつ身に着けていきましょう。
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